@article{oai:mizuho.repo.nii.ac.jp:00000640, author = {谷口, 良美 and TANIGUCHI, Yoshimi}, issue = {20}, journal = {瀬木学園紀要, Segigakuen Kiyo}, month = {}, note = {子ども,子育て家庭を取り巻く状況の変化の中,少子化対策として始まった子育て支援策について,子ども・子育て支援制度で新たに制度化された「利用者支援事業」に着目し,中でも公立保育所で行われているA市の利用者支援事業について研究を進めることとした.ここでは,利用者支援専門員である主査の保育所での立ち位置やA市利用者支援事業の成り立ちを踏まえ,主査が利用者支援事業の効果を実感するまでのプロセスにおいて影響を与えるものを明らかにする.A市で新たに始まった事業として,主査は不安感や困難感,孤立感を感じていた.経験年数が違う4名の主査のインタビューを分析し,主査の事業に対する心持ちの変容過程を「自己肯定感低下混乱期」「関係構築実感上昇期」「事業定着継承準備期」とした.効果を実感するプロセスには,保育所における職員の事業に対する理解やサポート体制,地域における事業周知や理解が大きく影響していることが示唆された.またユニットが形成されたことによる体制強化,会議参加や出向による連携強化が,主査の職務に対するモチベーションを高めることが明らかになった.}, pages = {13--22}, title = {公立保育所における利用者支援事業の取り組みに関する研究(1) -保育士が効果を実感するプロセス-}, year = {2022}, yomi = {タニグチ, ヨシミ} }